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うつ病で休職した私が、少しずつ「動けるようになるまで」にやったこと

目次

はじめに:何もできなかった休職初期の絶望感

朝、目が覚めた瞬間から「あ、今日も会社に行けないんだ」という重苦しい絶望感が胸を締め付ける。

布団から出なきゃいけない、何か生産的なことをしなきゃいけない頭では分かっているのに、体は鉛のように重く、一日中天井を見つめているだけ……。

うつ病で休職した初期の頃の私は、まさにそんな状態でした。 「自分はなんてダメな人間なんだ」と、動けない自分を責めることしかできませんでした。

この記事では、そんな底の底にあった私が、少しずつ焦りを手放し、「動けるようになるまで」に実際にやってみた小さなステップをご紹介します。

焦りを手放すために、最初にやめたこと

休職に入ったばかりの頃の私は、頭のどこかで常に「早く治して復職しなきゃ」「家でゴロゴロしているなんてダメだ」と自分を追い立てていました。

本やネットで「休職中の過ごし方」を調べては、「規則正しく起きるべき」「資格の勉強でもしたほうがいいのか?」と焦り、何もできない自分にまた落ち込む……という悪循環の繰り返しでした。

ですが、あるとき主治医から言われたのです。 「今は何もしなくていい。それが一番の仕事です」と。

その言葉をきっかけに、私は思い切って以下のことを「やめる」と決めました。

  • 「早く復職しなきゃ」という期限を考えるのをやめた
  • 「何か生産的なことをしなきゃ」と自分を責めるのをやめた
  • SNSで他の人と自分の現在地を比べるのをやめた

「やめること」を決めただけで、心にほんの少しだけ余白が生まれました。焦りという重い荷物を下ろしたことで、ようやくスタートラインに立てたような気がします。

少しずつ「動けるようになるまで」に実践した3つのこと

焦りを手放し、「何もできなくてもいい」と自分を許せるようになってから、少しずつ心身にエネルギーが戻ってくる感覚がありました。

その時期に、私が無理のない範囲で試して「よかったな」と感じた3つのことをご紹介します。

1. 朝起きたら、まずは「カーテンを開けて日光を浴びる」

最初は散歩に行くなんて到底無理だったので、まずは「カーテンを開けて窓から外の光を浴びる」ことだけを目標にしました。


体内時計を整えるためというよりは、「今日一日が始まった」という感覚を少しずつ取り戻すための小さな儀式のようなものです。

ベッドの中でスマホを見る時間を減らすきっかけにもなりました。

2. 頭の中のモヤモヤを、ノートにすべて書き出す(ブレインダンプ)

休職中は、不安や焦りが頭の中でぐるぐると渦巻いて眠れなくなることがよくありました。


そこで、ノートを1冊用意し、「今何が不安か」「本当はどうしたいのか」を、汚い文字でもまとまりがなくてもいいので、思いつくままにすべて紙に書き殴りました。


頭の中のモヤモヤを外に出す(可視化する)だけで、頭が少しスッキリして、客観的に自分を見つめ直すことができるようになりました。

3. 「罪悪感なく楽しめること」だけに時間を使う

何も生産的なことをしていない自分に焦る日こそ、「ただ楽しむこと」を自分に許可しました。


ずっと読みたかったマンガを読んだり、好きだったアニメを見たり、好きな音楽をぼーっと聴いたり……。

「これをしている時間は、回復のための大切な療養なんだ」と言い聞かせながら、自分が少しでもホッとする時間を意識的に作りました。

おわりに:今、同じように苦しんでいるあなたへ

ここまで、うつ病の休職初期から、少しずつ焦りを手放して動けるようになるまでのステップをご紹介してきました。

もしかすると、今これを読んでいる方の中には、「色々試したけれど、やっぱり動けない日がある」「また調子が悪くなってしまった」と焦りを感じている方もいるかもしれません。

でも、どうか安心してください。 心の回復は一直線に進むものではなく、一歩進んで二歩下がるような「波」があって当たり前です。

動けない日は、ただそこにいるだけで100点満点です。

今日できなかったことは、またエネルギーが戻ってきたときにやれば大丈夫。

この記事が、今トンネルの中で立ち止まっているあなたの心を、ほんの少しでも軽くするきっかけになれたらとても嬉しいです。

焦らず、あなたのペースで、ゆっくりと日常を取り戻していってくださいね。

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