お疲れ様です。DSKです。
今年も年末調整の時期がやってきました。
年末調整を申告すると控除が受けられます。
今回は年末調整についての日記です。
あなたは年末調整を理解していますか?
私と一緒に年末調整について学びましょう。
今回の3つに分けて進めていきます。
1.控除と種類について。
2.必要な申告書、準備する物。
3.申告でのポイント。
年末調整での控除の種類
年末調整ではいくつかの控除を受けることができます。
控除とは、「一定の金額を差し引く」という意味があります。
納税額を減らすことができる控除は「所得控除」と「税額控除」があります。
「所得控除」は、課税対象となる所得金額を減らすことができる制度。
「税額控除」は、税金そのものを減らすことができる制度。
年末調整をすると税金が減るため家計を手助けしてくれます。
2022年度は以下の控除を受けることができます。
1|扶養控除
家族等を扶養に入れている従業員に対して控除される制度です。
扶養人数によって控除額が異なります。
2|配偶者特別控除
給与所得が133万円以下の配偶者に対して控除される制度です。
合計所得1000万円以下が前提になります。
3|一般生命保険料控除
生命保険の契約者に対して控除される制度です。
生死に関わる場合に給付金が入る保険に加入している契約者。
4|介護医療保険料控除
医療保険の契約者に対して控除される制度です。
入院・通院に対して給付金が入る保険に加入している契約者。
5|住宅借入金等特別控除
新築・取得・増築での住宅ローン契約者に対して控除される制度です。
年末のローン残高によって控除額も変化します。
6|地震保険控除
地震保険の契約者に対して控除される制度です。
保険料に応じて一定額の控除が受けられます。
7|小規模企業共済等掛金控除
iDeCoの契約者に対して控除される制度です。
個人型確定拠出年金の掛金全額が控除されます。
自分が申告できる控除はわかりましたか?
それでは次に進みましょう。
年末調整に必要な書類
年末調整に必要な書類は以下になります。
1|給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
扶養控除の申告書になります。
扶養者の情報を入力して申告しましょう。
2|給与所得者の保険料控除申告書
各保険、小規模企業共済等掛金控除の申告書になります。
申告書には年内に支払う予定の保険料や掛金の記入が必要です。
「保険料や小規模企業共済等掛金控除証明書」を準備しましょう。
3|給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書
配偶者特別控除の申告書になります。
配偶者の給与所得が証明できる書類(源泉徴収等)を準備しましょう。
4|給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書
住宅借入金等特別控除の申告書になります。
住宅ローンの控除を受ける最初の年は確定申告が必要です。
2年目以降から年末調整での申告で控除ができます。
「住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書」を準備しましょう。
配偶者用の書類は勤め先に前もって連絡が必要です。
パートナーへの呼びかけで落ち着いた準備を心掛けましょう。
年末調整でのポイント
年末調整の申告ではいくつかポイントがあります。
「同上」を使用できる
配偶者、扶養者、親族等の住所記入欄で「同上」を使用できます。
同上を意味する「〃」の使用も認められています。
申告書への捺印が不要
令和3年度税制改正により、必要だった捺印が不要になりました。
まとめ
年末調整によって払い過ぎている税金が戻ってきます。
この機会に年末調整を再度理解しましょう。
マネーリテラシーに役立てて下さい。
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